おはこんにちは!ハリナスです!
『資産運用をしよう!』と思うとでてくるiDeCo。皆さんはiDeCo活用していますか?
iDeCoと聞くと、
『iDeCoは良くわかない・・・』
『NISAとiDeCoの違いは?結局どっちが良いの?』
『看護師でもiDeCoは使える?』
こんな悩みはありませんか?そこで今回は、iDeCoの特徴とNISAとどっちが良いかについて徹底解説します!
NISA同様に、国が推奨する制度です。未来の自分のためにしっかり身につけておきましょう!
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- iDeCoのメリット・デメリット
- iDeCoの使い方
- NISAとiDeCoの違い
iDeCoって?
まず、iDeCoとは『個人型確定拠出年金』と言い、個人で作る個人のための年金制度です。
iDeCoのポイントをまとめました。
①自分で拠出(積立)する
②自分で運用する(投資信託や保険等)
③運用成果は個々で異なる
自分で拠出(積立)し自分で運用するため、『個人』型拠出年金と言います。まさに自分で作る自分用年金制度です。
個人で作る年金?
国から貰える年金とは違うの?
その通り!
これを理解するには、日本の年金制度を理解する必要があるんだ。
看護学生の時、年金制度の学習したな・・・。
もっとちゃんと聞いて置けばよかった・・・。
そうだね。
20・30年後、同じ後悔しないように『今』頑張って知識をつけておこう!
FP資格を持つナースが、出来るだけ分かりやすく解説するね!
日本の年金制度
日本の年金制度をサッと解説します。
日本の年金制度は以下のように、『3階構造』になっています。
1階部分の国民年金には全員加入しています。病院や施設等で働いているあなたは、2号被保険者となります。(私も2号被保険者です)
さらに、2号被保険者は、2階部分の『厚生年金』にも加入しています。
(厚生年金は会社(病院)と労働者(あなた)による折半で給与天引きされています)
1階(国民年金)+2階(厚生年金)に加え、手厚い年金を準備する制度がiDeCoです。
特に2階(厚生年金)対象外の1号・3号被保険者は、2号被保険者よりも年金制度が手厚くないため、非常にありがたい制度です。
年金受給額
年金制度が手厚い公務員・会社員(看護師)ですが、年金受給額の減少・受給年齢の上昇が話題になっています。
厚生労働省が公表している『令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』によると、厚生年金受給者の平均額は『約16万4000円/月』となっています。
この金額では、老後に余裕のある生活は難しそうですね。そのため、国が『老後の年金は自分で作ってください』とメッセージを込めて作られた制度がiDeCoです。
iDeCoの特徴とメリット
iDeCoは老後に向けた長期の資産運用のため、税制上の優遇が3つあります。
そこでiDeCoの特徴をまとめました。
①利益は非課税になる
②掛け金(積立金)は全額所得控除の対象となる
③資産を受ける時も所得控除される
④貯金ができない人も資産形成できる
順番に解説します。
利益は非課税
iDeCoは資産運用による『利益』を目的としています。NISAの解説記事でも書きましたが、資産運用で発生した利益は、通常税金が掛かります。しかし、iDeCoは利益に税金がかからず、全額受け取ることができます。
掛け金(積立金)は全額所得控除の対象
資産運用の元本となる掛け金。毎月積立しますが、この拠出(積立)した金額全てが控除対象です。控除対象は所得税と住民税です。
日本は累進課税制度により所得が多い人ほど税負担します。そのため、年収が高い看護師ほど、節税効果が期待できます。
民間看護師の場合(所得税・住民税の控除率10%ずつと仮定)
・毎月2万3000円拠出する場合
↓
・2万3000×12ヶ月=27万6000円
↓
・27万6000円×20%=5万5200円が節税になります。
iDeCoは最低5000円から拠出可能です。また、掛け金上限は職業により異なります。
1・3号被保険者は厚生年金がないため、2号被保険者よりも掛け金の上限額が高いです。
資産を受ける時も所得控除
iDeCoは老後受け取るときも税制優遇制度を利用することができます。
年金等控除or退職所得控除が選択でき、拠出時〜受け取りまで優遇される制度になっています。
貯金ができない人も資産形成できる
iDeCoの拠出は給与天引きなどにより強制的に行われるため、貯金できない人も資産形成ができます。これは、『先取り貯金』ならぬ『先取りiDeCo』となり、貯金できない人にはメリットとなります。しかし、貯金できない人は資産形成の前段階として、『お金の勉強』と『貯金』(生活防衛資金確保)をオススメします。
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税制優遇が素晴らしいiDeCoですがデメリットもあります。
iDeCoのデメリットをまとめました。
①原則60歳になるまで引き出せない
②元本保証はない
それぞれ解説します。
原則60歳になるまで引き出せない
iDeCoは制度上、原則60歳になるまで引き出せません。途中で拠出金額の変更は可能ですが、運用した資金を60歳になるまで引き出すことはできません。
拠出額が大きい程資産運用による利益も大きくなりますが、拘束期間が長いため注意しましょう。メリットでも書きましたが、貯金が苦手な人も資産形成ができます。(但し、手元に現金は確保しておきムリしない。)
元本保証はない
NISAの記事でも書きましたが、iDeCoは資産運用です。投資信託を購入するため元本保証はありません。しかし、国が推奨している制度のため、『長期』『積立』『分散』に適した銘柄のみ取り扱っています。
資産運用に『無知識』で挑むのは危険です。資産運用しながらでも良いので、『金融知識』を身に着けましょう。(資産運用を始めた頃、無知識で個別株を買い数万円損した経験あります笑)
資産運用で失敗する前にセミナー受講しておけばよかったと後悔しています・・・。
NISAとiDeCo結局どっちがいい?
NISAとiDeCoは結局どっちが良いの?
正解はないけど、
資産運用の目的を明確にして
それぞれ特徴を理解して使おう!
NISAとiDeCoを知ると必ず出る・・・。
【NISAとiDeCo結局どっちが良いか問題】
これには正解はありませんが、資産運用の目的で異なると考えます。
iDeCoは節税効果が高いですが、資金拘束期間が長いため、住宅や教育資金確保には不向きです。一方、住宅や教育資金確保が目的、配当金や優待が欲しい等であれば、いつでも引き出せるNISAを活用したい所です。
資金に余裕があれば両方使うのが最もお得だと思います。
資産運用の目的や方法は今なら無料のオンライン講座!投資の達人になる投資講座 で深めてみるのも良いかもしれません。まとめ
いかがだったでしょうか?
iDeCoの概要やメリット・デメリット、NISAとiDeCoのどっちが良いか問題について解説しました。どちらも、国が推奨するお得制度です。資産運用の目的を明らかにして資産運用に取り組みましょう!
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